子ども達の自発性を導くコミュニケーション

2023/11/19

こんにちは、

最近注目されている心理学「自己決定論」

 

親が悩むのは、子どもがすべきことをしないときではないでしょうか

 

このようなときに、

大事なことだから早くすべき、やらないと困るのだからと・・・

「~しなさい」「こうした方がいいよ」「忘れ物は?あれは持った?」「危ないから・・・」

 
ついつい先回りして伝えてしまいますよね

これは、子どもが自分で考えて行動する力を育む機会を奪ってしまう


子どもがすべきことをしないとき

まず、子どもの「嫌だ」と思う気持ちに共感する

(ここで同じ気持ちになる必要はありません)

 

「嫌だと思う気持ちを理解した」と伝える、認知的共感

 

その後、なぜやらなければならないかの話をしてゆきます

 

ここで、重要なのが

子どもに決定権を与えたうえで、全てのことをさせる

 

子どもの自発性を導くコミュニケーション

つまり、自己決定がポイント

 

たとえば、

勉強なら「自分の部屋でか、リビングでか」「お風呂の前か後か」など

 

このコミュニケーションには

子どもの自主性や能力を伸ばす効果あり

 

人間の心の3大欲求に関係があります

・他者とのつながり

・有能感=「できる・わかる」感覚

・自発性=自分の意思に基づく

 

この3つの中でとくに自発性が重要

 

ただ、厳しく叱ってやらせる

あるいは、交換条件を出すやり方も

「テストでいい成績をとれたら欲しいものを買ってあげる」など

 

「外発的動機付け」と言って、やる気を他者がコントロールする

これは長期的に続かず、メンタルにも悪影響になる可能性も

 

自分自身で決めることを積極的におこなう

コミュニケーションや会話術が大切ですね

 

将来、こうなりたいからこの勉強をしに

この大学・専門・海外などに行きたいと自発的な子に

 


PAGE TOP