こんにちは、
最近注目されている心理学「自己決定論」
親が悩むのは、子どもがすべきことをしないときではないでしょうか
このようなときに、
大事なことだから早くすべき、やらないと困るのだからと・・・
「~しなさい」「こうした方がいいよ」「忘れ物は?あれは持った?」「危ないから・・・」
ついつい先回りして伝えてしまいますよね
これは、子どもが自分で考えて行動する力を育む機会を奪ってしまう
子どもがすべきことをしないとき
まず、子どもの「嫌だ」と思う気持ちに共感する
(ここで同じ気持ちになる必要はありません)
「嫌だと思う気持ちを理解した」と伝える、認知的共感
その後、なぜやらなければならないかの話をしてゆきます
ここで、重要なのが
子どもに決定権を与えたうえで、全てのことをさせる
子どもの自発性を導くコミュニケーション
つまり、自己決定がポイント
たとえば、
勉強なら「自分の部屋でか、リビングでか」「お風呂の前か後か」など
このコミュニケーションには
子どもの自主性や能力を伸ばす効果あり
人間の心の3大欲求に関係があります
・他者とのつながり
・有能感=「できる・わかる」感覚
・自発性=自分の意思に基づく
この3つの中でとくに自発性が重要
ただ、厳しく叱ってやらせる
あるいは、交換条件を出すやり方も
「テストでいい成績をとれたら欲しいものを買ってあげる」など
「外発的動機付け」と言って、やる気を他者がコントロールする
これは長期的に続かず、メンタルにも悪影響になる可能性も
自分自身で決めることを積極的におこなう
コミュニケーションや会話術が大切ですね
将来、こうなりたいからこの勉強をしに
この大学・専門・海外などに行きたいと自発的な子に